ボクロニクル / Bo-Chronicle

アラフォーど真ん中、片道切符の人生折り返し。生きた軌跡を残していこうと思います。そんな僕の年代記、ボクロニクル。

ほぼ日手帳オリジナル2015 4ヶ月続けた感想と僕の使い方

去年の12月からほぼ日手帳2015を使い始めてもう4ヶ月以上。

 

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 ブログと同じで毎日きっちり書いているわけではありませんが、ぼちぼちと続いています。やっぱり仕事のある日は書けないことが多いですね。仕事は別に手帳を用意していますし(NOLTYベルノA5バーチカル)、そうなるとほぼ日手帳に書くのはプライベートの事。なのであまり仕事のある日というのはほぼ日手帳に書くことがないんですね。もちろん無い事はないだろうしそんな日々の日常こそ書いて記録していくことは大切なのかもしれませんが。あと、基本的にほぼ日手帳は持ち歩きしないので家用としてます。本当は常に携帯して、何か書き留めたい時にすぐに取り出せたほうがいいのですが(手帳と言ってるくらいなので)文庫本と同じA6サイズのオリジナルとはいえ、ほぼ日手帳は結構分厚いんですね、1日1ページ1年分なので。だから手帳とは名ばかりで、僕の使い方としては日記扱いです。

 

常に手帳を携帯するというのは結構憧れるところで、例えばほぼ日weeksなんかだったら、薄いし、サイズもスーツの胸ポケットに入るようなウォレットサイズでいいなあと思うのですが、使う機会が休日に外に出歩く時くらいしか思いつかないので現状使ってはいません。ふと、何かを思いついてサッとペンを取り出し、ささっと書き付ける。なんてかっこいいなあと思いながら今はスマホにメモったり、お手軽に写真に撮ったり。それはもちろん便利ではあるのですがなんか味気ない。やっぱりアナログの良さってありますよね。

 

デジタルとアナログってやっぱり違うような気がしますね、ただのセンチメンタルな思い込みかもしれませんけど。 ただ、こうして4ヶ月ほぼ日手帳に書き続けたものを時折振り返ると、その時々の思い出がありありと思い起こされます。手帳という実際手に触れられる形で思い出が残っていくのは実感があっていいなと思います。デジタルではこういうありありと残る実感というのは薄いんじゃないかな。

逆にまだ4ヶ月しか経っていないのに結構忘れていることもあるんだということに気づきました。忙しい日々の中で忘れ去られていく膨大な(でもささいな)思い出はなんかもったいないなと思います。その時にはくだらないと思った他愛ない思い出こそあとで振り返った時に面白かったりするのかなと思います。

 

というわけで僕のほぼ日手帳の使い方

まあまだ試行錯誤の段階ですが、といあえずの今の使い方。

年間インデックスをwish listに

まず手帳を開くと年間カレンダーがあり、その次が年間インデックスと呼ばれるページが続きます。2ヶ月で1ページ。

多分、年間の予定などを書き込むのが一般的な使い方なんだろうと思いますが、

この年間インデックスに続いて月間カレンダーがあるので、予定は月間カレンダーに書くとしてこのページはそれほど使わないだろうとウィッシュリストにしました。2014年12月から2015年3月までで2ページ分をwish listに。

約120日ですので1日分のスペースに1個のwishを書けば年間120個。年初に思いつくままに20個くらい書いたんですが、それ以上あんまり思いつかず、大した願いも出てこず自分の望みの小ささにびっくりです。あとは思いついた時に書き足して実行できたら線を引いて日時を記入。今の所47個のやりたいことを書き、15個達成。達成して線を引くのが楽しいですね。大したことじゃなくても達成感が出るし、今年これだけできたんだと思うと充実感があります。

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年間インデックスの4月からは読書(ウィッシュ)リストとしています。

読みたい本ができたら書き込み、読んだら読んだ日を書き込み線を引いて消す。

読書量が一目でわかるし、買いたい本を記録することや、図書館で予約したい時にどんな本だったか思い出すのに便利です。

 

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こんな感じの読書リスト。

本の題名と著者名を読みたい本が出てきた時に書いておく。共著だったり、出版社編だったりしたらとりあえず出版社名だけでもオッケー。これさえあれば本を検索し直すときにわからないことはまず無いので。一月分のスペースに約10冊書き込めるので1ページ20冊。年間100冊位は読みたいなと思ってますが、今のペースでは無理かな。

あ、「ぼくはお金を使わずに生きることにした」はもう読了してますね、消し忘れてます。

 

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月間カレンダーは予定表として

ここは通常の予定表としての書き方をしています。その月にやっておきたいこととか、主な予定を書き込んだり。それほど予定を先まで入れておきたいタイプでは無いので、ほとんど空白ですが。

 

あとはとにかく書き留める 

そして1日1ページのこの手帳の主要の本体部分。雑記、メモ、その日食べたもの、本やネット、テレビなどで知ったことなどなど、あ、あと最近はブログのネタなんかを思いついたらそんなことも書いてますね、とにかくなんでも書き込んでいます。

ある日の1日。

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このちょっと前に胃腸風邪でダウンしてた頃ですね。

ようやく治って、でも今度は風邪のせいか腰が痛くて鍼に行ったようです。

後は読書の感想なども。

まあ大したことのない日記ですが、そんなこともあったなあと後で読み返すとそれでも楽しいもんです。それにしても字が汚いですね。書き殴っていますので人様にみせられるものではないですが、恥を承知で載せてみました。

ところでこの日の日記に書いてある「能率手帳の流儀」という本はとても良かったです。また改めて記事にしたいです。

1日1ページのレイアウトになっていますが、僕はほとんど気にしていません。まずは日付通りのところに書き込みますが、書ききれなかったら過去のページで使っていないところに続きを書いたり、1日で2日分2ページに亘って書き込んでみたり。

 

空いてしまったページは?

何も書いていない空白のページには基本的にはいろんなものを『貼って』います。これもありとあらゆるものを貼っています。新聞の切り抜きだったり、

この前の東京旅行だったら

 

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博物館のチケットだったり、

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領収書、酒のラベル、お菓子の袋、結構いまハマりつつあるのが食事をしに行った時の箸袋(これがなかなかいいんです地味なうどん屋や寂れた定食屋ほど良い!)。こういった細々したものを小まめに貼っていくと意外と良い感じで味気ない日記に彩りを添えてくれます。視覚的にも記憶に定着しやすい気もしますね。

何より、空白のページが簡単に埋まるんですよね。最初にも言いましたが仕事の日はなかなか書くことができないので空白のページも結構できてしまいがちなんですが、こういったものを貼っていくとどんどん埋まって、空白の部分があるという精神的なプレッシャー、罪悪感みたいなものを感じず逆にしっかりと手帳を使いこなしている感じがして達成感もあります。今パラパラと振り返ってみたら、完全な空白のページは5ページほどでした。もちろんスペースを埋めればいいわけではないですけどね。

 

来年はほぼ日カズンか?

こういったものを貼っていくと、A6のオリジナルサイズでは手狭な感じもしてきています。来年はA5サイズのほぼ日カズンにしようかなとも考えていますが、カズンともなると値段も結構します。それで使いきれなかったらなんか残念だし・・とまだまだ悩み中。

 

 使っているペンは?

今はボールペンではなく、万年筆を使っています。結婚前に妻からもらったもので、これまであまり使用する機会に恵まれていなかったペンなんですが、ほぼ日手帳を書くようになって日の目をみることになりました。万年筆はパーカーのソネット

 

 

 

 インクはこれまたパーカーのブルーブラック。万年筆には詳しい方ではないですがこの万年筆はインクのフローが良くてとても書きやすくて気に入っています。ただ、このインクとほぼ日手帳に使用されているトモエリバーという紙とは相性がいいのかというとどうもそうではないんじゃないか?と思っています。

これについてはまた記事にしたいと思いますが、簡単に言うとインクのフローが良すぎて、紙の上にインクが乗っている(乗りすぎている)状態なのでちょっと文字を手で擦ると滲んで汚れてしまうという問題があります。ほぼ日手帳はトモエリバーという紙を使用していますが、この紙は薄くて丈夫、裏写りしにくいという特徴があるそうです。その裏写りしにくいという特色が逆にインクを『はじいてしまっている』のではないかと勝手に推測しています。

あと万年筆には染料インクと顔料インクという大きく2種類あって、

ものすごく簡単に乱暴な説明をすると

染料インクは水に弱いが、その分管理は楽。ペン先が目詰まりしない。

顔料インクは耐水性はある(擦っても大丈夫)が、常に使用していないとペン先が目詰まりを起こす。

という特徴があります。僕が使っているパーカーのインクは染料系なのでしょうがないのかもしれません。でもパイロットの染料インクのブルーブラックは水にそこそこ強いらしいのでそれを一度試してみたいなと思ってます。

 

それでもスラスラと万年筆を使って手帳に書き込んでいくのはとても心地よいものです。ほぼ日手帳に付けているキングジムのカバー(本家のカバーの代用)の

 

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ペンホルダーにもぴったり。非常に気に入ってます。

 

今なら4月始まりもあるよ

そんなわけで僕のほぼ日手帳の今の使い方でした。今ならまだ4月始まりの手帳が色々ありますので、ぜひ日々のどうでも良いことを書き付けてみませんか?