ボクロニクル / Bo-Chronicle

アラフォーど真ん中、片道切符の人生折り返し。生きた軌跡を残していこうと思います。そんな僕の年代記、ボクロニクル。

これぞ写経!アウトドア般若心経を始めようと思う

アウトドア般若心経を始めようかな、というお話。

 

高野山での写経が思いの外良かった。

先日行った高野山での写経体験が結構良かったんですよね。

般若心経をただなぞって書いていくだけなんですけど、

不思議と心が落ち着いて、写経を終えた後すごく心地よい感覚を

覚えました。

旅行から帰った後も、写経でも始めようかなーとぼんやりと考えています。

ただ写経って時間かかるしなあ、とまだちょっと始めようと踏ん切りがついていません。

やりたい事はそれこそ煩悩のように次から次へと出てきてしまいますので。

 

bochronicle.hatenablog.com

 

アウトドア般若心経とは?

そんな時に、アウトドア般若心経の事をふと思い出しました。

もちろんこれはみうらじゅんさんの著作「アウトドア般若心経」の事です。

ぼくはもう見仏記を読んで以来完全にみうらさんフォロワーなので。

 

アウトドア般若心経

アウトドア般若心経

 

 アウトドア般若心経とは

みうらさんが般若心経278文字を街の看板などから見つけて

写真を撮る

という写経。写経と言っても般若心経を書き写す写経ではなく写真経です。

 

これを聞いた時、この人は本当に面白くてくだらない事を考えるなあ、

と思ってたんです。でもふと思い出した時、これは良いかもと思いました。

もちろんブログのネタになるかもという邪な気持ちが初めにありましたけども。

 

第一にぼくは出不精なので、そんな事でもしないとあまり外に出ないんですね。

それに、ブログをやり始めて気付いた事ですが、平凡な日常の中にネタとなる事を

探そうとするせいか、自分の生活の感度が最近高まっているような気がしています。

ちょっと充実しているというか。

なので、同じような理屈で般若心経の文字を探して歩く事で

今まで何の感慨もなく通っていたいつもの道も

新鮮な気持ちで歩けるんじゃないかと。

そしたら、たとえ文字は見つからなくても

生活の中に新しい発見が見つかるかもしれない。

そもそも今のところに引っ越してまだ1年ちょっと。

地元の事をあまり知らないのも問題だなー常々思っていたのもあります。

ちょっとずつブログで地元ネタを増やしていけたら良いかなとも思いまして。

 

また、みうらさんのアウトドア般若心経の本は企画こそ「くだらねーなー」と

思う方もいるかもしれませんが、書いてある文章はいたって真面目、真剣なものです。

読んだ時ちょっと意外でしたけど。

だからきっとそこには何かしらあるんじゃないかと。

あるいは般若心経的に言えば「無い」があるのかもしれないですが。

くだらないと思うことでもやり続けるうちに見えてくるものがあるかもしれない。

なんか本当に修行みたい。

 

あとは般若心経自体覚えたいというのもあります。

まずは般若心経278文字を覚えたいし、

その意味も大まかでもいいので知りたいなと。

前に現代語訳の本を読んで結構面白かったんですが

それっきりさらに突っ込んでは勉強していなかったので

これを機にもう一度勉強したい。

アウトドア般若心経で新たな文字を見つけるたびにちょっとずつ

意味も覚えていく位が丁度いいペースかも。 

現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

 

 こちらはわかりやすくてすごくおすすめ。

 

 

アウトドア般若心経のルール

アウトドア般若心経をやる上でのルールとして

やってはいけないことは

・家の中では見つけてはいけない

・他人の手を借りてはいけない

の2つが本には書かれていました。

 

家の中は当然アウトドアにはなりませんし、

本棚などを探せばすぐでしょうしね。

 

他人の手を借りてはいけない、というのは線引きが難しくて

例えばネットでどこにあるか検索することは

おそらくみうらさん的にはダメだったんでしょうが、

それをやってしまったとも告白しています。

まあここは緩くネット検索はありにしましょう。

でもSNSなんかで他の人の手を借りるのはアウト。

 

あと、文字を見つけた場合でも

人の家の表札なんかはどう考えても迷惑だし

下手したら通報されかねないのでこれもダメ。

 

それとお寺で探すのもNGかな。お寺で般若心経に関する文字があるのは

当然といえば当然ですしね。ちょっとハードル上げすぎかな?

 

基本的には看板や標識など明らかに多数の人に見られるために作られたもの

の中から探す、ということにしたいと思います。

ルールとしてはこんなところかな。

 

果たしてアウトドア般若心経は成功するのか?

ある程度まではすんなりいけそうな気はするんですけどねえ。

本にも3分の2からが大変みたいなことが書かれていましたし、

ぼくもそんな予感はあります。

心配したのは日常見かけない字。

例えば終盤の羯諦。羯諦。波羅羯諦。の羯の字。

こんなの街中で見かけないですよね。

と思ったら、みうらさんの本では掲示板の掲の字が代用されてました。

他にもいくつか仕方なく違う字で代用されたものがあります。

そうかそうか、それならいけるかな?

 

みうらさんでも5年くらいかかったって書いてあったけど、

果たしていつ終わるんだろうか?

写経をやりたいと思ったのに話が全然違う方へ

飛躍してしまいましたが、

とりあえずちょっとやり始めたいと思います。

少しずつ途中経過を報告していきますね。