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僕ロニクル 〜ゆるゆる、シンプルに生きたい男の年代記〜

30代男の日常を徒然なるままに。旅、仏像、文房具、手帳、シンプルライフ、料理なんかに釣られます。

Kindle Paperwhiteを購入して半年経って思う電子書籍5つのデメリット

雑記 レビュー 読書

Kindle Paperwhiteを購入して半年程経ちました。Kindle自体には概ね満足しており電子書籍が生活にしっかり溶け込んで、僕にとって電子書籍はもはや「普通」のものになっています。

とはいえ、実際に使い込んではじめて気づくこともあります。今回はそんなKindle Paperwhite生活の盲点、デメリットをちょっと取り上げてみたいと思います。

Kindle Paperwhiteのデメリットその1=物理的所有感の希薄さ

これはKindle Paperwhiteというより、電子書籍のメリットであり、デメリットでもあるといったところですね。どんどんと増え続ける書籍が電子化されればスペースも取らないし、そのすべてを持ち運ぼうと思えば、ただのデータなので持ち運ぶことも簡単です。文書であれば、本体に数千冊。クラウドを利用すれば実質無限に持ち運べる。ただ実際そんな必要ってほとんどないですよね?少なくとも僕には必要ないです。数千冊の物理的な本は確かにスペースが必要だとは思いますが。

まあでもこれはメリットでこそあれデメリットにはならない。では物理的所有感の希薄さが何故デメリットとなるのか?

「積ん読」ってあるじゃないですか、本を購入したものの読まずにそのまま置いておく状態。あれってそれ程悪い状態では無いと思っているんです。「読みたい」「興味がある」本はまず買ってみる。買ってはみたものの時間がない、期待していたものと違った、単純に面白くない、飽きた・・・色々な理由で読まずに積んである。そんなことはよくあることです。でも時折パラパラと読んでみると印象が変わって面白く感じたり、ふとスイッチが入って一気に読んでみたり。そういう経験は誰しもあると思います。それには本が手元にあるっていうのが大事なんだと思うんです。

でも電子書籍ではそれがちょっとうまくいかない。なんでかというとKindle Paperwhiteは、というか電子書籍専用端末であれ専用アプリであれ基本的には今読んでいる本の続きがスクリーンにパッと出てきますよね。「積ん読」している本が一番目につく訳では無い。自分の蔵書を確認しようと思ったら「ホーム画面」に戻り、「ライブラリ」のリストから探さないといけない。これって操作としては単純だし時間的にもそれ程かかるわけではないけれど意外と心理的な壁は高い。「面倒だ」と思ってしまう。そうなると「積ん読」している本を忘れてしまいます。ましてや読書中、ふと視界に読んでいない積ん読本が目に入ってきてその存在を思い出す、ということも起きないです。だから、パラパラと眺めてみたりする機会が生まれない、本との出会いや再会が生まれてこないように思うんですね。

所有感の希薄さという点で言うと、やはり根っこはアナログ人間なのかズラッと本が整理されて並んだ本棚に憧れがある、ということもありますね。壁一面本棚とか素敵だなと思います。その点では「これだけの本を読んできたんだ」という実感が電子書籍では味わえずちょっとさみしいなあと。

Kindle Paperwhiteのデメリットその2=同時並行読みが難しい

これもその1と似ているのですが、同時並行読みが電子書籍「のみ」ではなかなか難しいということ。「新書がベスト」にもありましたが僕も結構同時に数冊並行して読むことがあります。

 

bochronicle.hatenablog.com

 

そんな時、その1にも書いた理由と同じでひとつの画面には1冊の本しか表示されないわけですから、どうしても一旦その本を中断し、ホーム画面に戻り、ライブラリから別の本を読み込むというステップが必要になります。Kindle Paperwhiteが電子ペーパーであり、挙動が「もっさり」しているのもひとつの原因ですがそれが主ではなく、あくまで何度かのステップを踏むという心理的面倒臭さが原因だと思います。物理的に書籍があればパッと本を交換することもできる。

なによりKindlePaperwhiteを開いたとき、まさにその本が今読みたい本であるとは限らないです。読みたい本にすぐにアクセスする事ができるのはひょっとしたら今もまだアナログな本の方かもしれません。

Kindle Paperwhiteのデメリットその3=雑誌が読みにくい

これはもう仕方ないというか初めから雑誌を読むことは求めて求めていなかったのでいいんですが、Kindle Unlimitedのサービスが始まったじゃないですか。早速僕も利用をしているのですが、せっかく雑誌も読み放題なのに読みにくいというか実質読めないのはなんだか損した気分。そうなるとタブレット端末欲しくなりますね。Kindle fire HD8が新モデルとなり高コスパで評判のようですので買おうかなとか思ってしまいます。あかん、これAmazonの戦略にまんまとハマってないですか?

Fire HD 8 タブレット 16GB、ブラック

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 KindlePaperwhiteのデメリットその4=読み返しがちょっと手間

読み返す際のアクセスが手間。確かにしおり機能もあるし、ハイライトやメモもできる。検索機能もあるのでむしろ読み返しは一見楽かもしれない。でもそれは読み返したいものが何かはっきりとわかっている場合。

しおりにしてもハイライトにしてもそのときに「これは読み返したい」と思うからその時チェックするわけです。でも一度読んだ際には心に引っかからなかったけど、なんとなく気になってあとから思い出そうとした時、どこに書いてあったかぼんやりとしかわからない時には、電子書籍で探すのは手間。物理的な本なら意外と人間の感覚と言うのは捨てたものではなく何ページとはっきり覚えていなくても、なんとなく「本の中盤辺りだったかな」とか「第2章のちょっと先だったかな」とかって、そんなに間違っていないんですよね。だから探しやすい。電子書籍にはページという概念が無いですし、物理的な本を手にしている感覚がないので、自分の感覚に頼った探し方というのが難しい気がします。

 Kindle Paperwhiteのデメリットその5=「本を閉じる前に...」はヤメて

これもまたKindlePaperwhiteのデメリットではなくKindleアプリ自体のデメリットといいますかやめて欲しいところなんですが。

本を読み終えますよね。良い本であれそれ程面白くなかった本であれ、一冊読み切った充実感みたいなものは少なからずあります。小説なんかは特にそう。面白かった小説であれば読後の余韻に浸りたいところ。

で、Kindle。読み終えますよね、最後まで。刊行日なんかが書いてあるページがあったり、著者の名前、発行者の会社名なんかが書かれたページが最後にあります。で、読後の余韻に浸りながらポンポンとタップしますよ。「あー面白かったなー」なんて。物理的な本ならそこでパタンと本を閉じるわけです。でもKindleだと突然「本を閉じる前に...」とか言って、その本のレビューをさせようとするページに飛ぶんです。いやいやいやいや、今余韻に浸ってるとこだから!邪魔しないで!今レビューなんてしたくないから!レビューしたければ「自分で」Amazonのサイトに行ってするから!お願いだから強制的に変な画面出さないで!

変な画面を出すだけならまだしも、そのレビューページを消すじゃないですか。そうするとまた最終ページなんですよ。いや、もう終わったんならそのままタップひとつでホーム画面に戻ってくれませんかね?また最終ページに戻った後、スクリーン上部をタップ、更にホームアイコンをタップ。でようやく戻る。最終ページから次は無いわけだからホーム画面のアイコンを押さずとも気を利かせてホーム画面へ戻ってくれれば1タップ。それが変なレビューページを入れるがために3タップ必要。ほんとやめて。

ヘタにスクリーン上部をうまくタップ出来ないと・・なんと!また「本を閉じる前に...」の画面・・・。結構ね、イラッとします。これは本当に改善してもらいたい点。

Kindle Paperwhiteの5つのデメリットまとめ

という訳で5つのデメリットを書いてみました。これだけ読むと不満だらけのようですが、決してそうではありません。基本的にはKindle Paperwhiteは気に入っています。沢山使ってきたからこその不満ということですね。今後も電子書籍は利用していくでしょうし、より快適になってくれるといいんですけどね。Kindle Paperwhiteを購入した当初は目新しさもあって電子書籍ばかりを買っていましたが、今はアナログの本と半々くらいの割合でしょうか。電子書籍も読む。アナログの本も読む。どちらかだけに偏る必要はありませんからね。これくらいが今の僕にとっては快適な読書スタイルなのかもしれません。