僕ロニクル 〜ゆるゆる、シンプルに生きたい男の年代記〜

30代男の日常を徒然なるままに。旅、仏像、文房具、手帳、シンプルライフ、料理なんかに釣られます。

ジェフリー・ディーヴァー著「ウォッチメイカー」 どんでん返しが凄「すぎる」海外ミステリー 

ミステリ小説にハマっています。

まだまだミステリー小説初心者。もっぱら有名どころの、国内の作家のミステリーを読んでます。読むべき作品は多くありますが、たまには海外ミステリーも読んでみようかと手に取ったのがジェフリー・ディーヴァーの「ウォッチメイカー」。

会社の同僚がおすすめしてくれたので、「ウォッチメイカー」から読みましたが、実はこれ、四肢麻痺の鑑識の天才、リンカーン・ライムが主人公のシリーズ物です。

シリーズ第1作目は「ボーン・コレクター」。おお、聞いたことある。映画化もされてますよね。シリーズ物ははじめから読みたいタイプですが、今回第7作目の「ウォッチメイカー」からでも特に話の繋がりがあるわけではないので問題はないです。

でも、登場人物の関係性なんかは第1作目から読んでいたほうが分かり易いでしょうね。キャラクターへの愛着も湧きやすいし。

まあとにかく何回どんでん返しが起きるんだ?とハラハラが止まりません。この辺は海外ドラマにも通じる所がありますね。アメリカ人が好きそうな。

登場人物が魅力的すぎる

主人公のリンカーン・ライムはとんでもない頭脳の持ち主、でもちょっと口が悪く、皮肉屋。そんな主人公だけでなく魅力的な登場人物が多く出てきます。

公私共の相棒アメリア・サックス。四肢麻痺のライムの目となり、体となって現場の捜査を担当。

ロン・セリットー。叩き上げの刑事。どんな些細な事も見逃さないベテラン。こういう人が出てくると作品に落ち着きがでて良いです。

他にも、新米刑事のロナルド・プラスキーや尋問のエキスパート「人間嘘発見器」のキャサリン・ダンス。キャサリン・ダンスに関してはこの人を主人公にしてシリーズ化もされています。確かにそれだけの魅力がある。

などなど、本当にどのキャラクターも魅力的です。

作者が捜査事情に詳しすぎる

ライムは科学的な捜査から得られるほんの些細な証拠から丹念に核心へと迫っていくのですが、その方法がいちいち詳しすぎる。マニアック。

きっと作者のジェフリー・ディーヴァーは相当綿密な取材をしたんでしょうが、それにしても凄すぎ。そもそも出て来る登場人物、犯人側も含めてみんな頭良さそうなんですが、それって要するに作家さんがメチャ頭いいんでしょうねえ。

とにかくどんでん返しすぎて精神が揺さぶられ過ぎる

昔、海外ドラマの「24」にハマったことがありましたが、あれってもうドキドキさせられっぱなしじゃないですか。最初は勿論そのドキドキ感が楽しくて観ているわけなんですが、そのうちまたドキドキさせられるかと思うと、だんだん疲れてくると言うか腹たってくると言うか、そんな気持ちにすらなったことを覚えています。「また裏切られた!」って。

この作品も結構似ていて、「やっぱアメリカってすごい、恐い」って思いました。心理的テクニックを用いて「技術的に」精神を揺さぶられてるような気すらします。そういう意味で恐い。人間の感情なんて簡単にコントロールできるんだよ、と言われているみたいで。

 なんだかんだ面白すぎる

でもね、なんだかんだ言ってももう間違いなく面白かったです。文庫版は上下巻に分かれていて、かなりのボリュームなんですが寝不足になりながら一気に読んでしまいました。とにかく先へ先へと気になって仕方ない。おそらく最初の数ページで「持ってかれる」ので注意してくださいね。

という訳で「ウォッチメイカー」読書の秋にはもってこいかも。

ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)

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ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)

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  • 作者: ジェフリーディーヴァー,Jeffery Deaver,池田真紀子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/11/10
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