レトロパンとかローカルパンっていうんでしょうか?あの、昔ながらのレトロなパッケージに包まれた、懐かしいパン。
うおお、みるだけで興奮しますね。
どこの街にも昔はあったんでしょうけど、今はすっかり少なくなってしまった地元のパン屋さん。
今はブーランジェリーなんて名前に変わってハード系のおしゃれなパンを置く店が多くなってきましたね。バゲットだとか、パン・ド・カンパーニュだとかパン・オ・ルヴァンなんて。
勿論そういうお店も大好きですよ。ワインに合うしね。でも時々昔ながらのパンが無性に食べたくなりませんか?
メロンパン、クリームパン、惣菜パン・・・
「地元パン手帖」はそんななつかしいパンそのものだけにとどまらず、パッケージのノスタルジック感を楽しめる一冊になっています。
時代を感じるフォント、奇妙なイラスト、昭和の色使い。どれをとってもエモーショナル。
もうね、それは味じゃないんですよ。むしろ思い出、懐かしさ、心の原風景そのものを食べる感覚こそがこの「地元パン手帖」の著者はわかってらっしゃる。よくもまあここまで集めたなと。
そんな「地元パン手帖」のことを思い出したのは愛知県は豊川市の地元パン、ヤマトパンの幻の「たけの子パン」を購入しに行ったからです。
何故幻か?中のクリームが溶けてしまうため、夏場は売ってないからだとか。
・・結果的には今回もなかったんですけどね。さすが幻。製造元の直売所に行けばあるようですが、今回は時間の関係でそれは見送り。代わりに同じくらいエモいパンを買ってきました。
ヤマトパンのチョコバンブー
まずはチョコバンブー。これ、デニッシュ生地に中身がチョコクリームなんですよ。たけの子パンもデニッシュ生地のコルネにクリーム。形は違うけど・・。たけのこ・・、バンブー・・・。姉妹商品だね!
ヤマトパンのレマン サンドパン
次はレマン。クリームが中に入ったメロンパン。このパッケージがいいですね。これぞノスタルジー。いいフォントです。僕の好きな表面がサクサクのタイプのメロンパン。これいいな。
パンの横綱。このイラストのチープさ、最高です。
ヤマトパンの「デセール」
デセールといえばフランス語でデザートのことですが、「デセール パン」で検索して出てくるのは素敵なローカルパン達。全国的にはわかりませんが、愛知、東三河では結構見かけるおやつパンです。
いいですねー、このデセールの数々。いろんなところでいろんなデセールがあるんでしょうね。右上には我らがヤマトパンのデセールも載ってますよ。
切ってみるとこんな感じ。全部甘い(笑)
でもどれも懐かしい味ばかり。デセールの口の中の水分全部持ってかれる感じとかホント最高です。チョコバンブーなんておそらくはじめて食べましたけど、初めてでも懐かしい。
休日のおやつに懐かしのレトロパン。凄く満足です。