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僕ロニクル 〜ゆるゆる、シンプルに生きたい男の年代記〜

30代男の日常を徒然なるままに。旅、仏像、文房具、手帳、シンプルライフ、料理なんかに釣られます。

東京見仏記 インドの仏とみちのくの仏像を東京国立博物館にて見仏

東京に1泊で旅行に行ってきました。

お寺巡り、特に仏像鑑賞(みうらじゅんさん、いとうせいこうさんの言う見仏です)が好きで旅のテーマは大体寺社仏閣、仏像が中心になります。宗教的な方面には疎いのですが、単純に美術的な意味合いでここ5年くらいすごく興味をもちました。

 

見仏記 (角川文庫)

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 おっと、知らぬ間に新作が出るんですね!これは購入しなくてはっ!

 

 

で、今回は寺ではないけれど、東京国立博物館にてインドの仏

www.tnm.jp

とみちのくの仏像

www.tnm.jp

の特別展示を開催しているのでそれを鑑賞しに行ってきました。おりしも博物館の隣の上野公園は桜満開、もう人いっぱいで激混みでした。はじめ上野駅降りたときにめちゃくちゃな人で「おいおいインドの仏ってそんなに人気あるのか?まさか博物館入れないことはないよね」とか思ったんですけどそんな訳ないですね笑みんな花見ですよね普通。でも桜も綺麗で天気も良くていい時に行ったなーと思います。

東京国立博物館は(おそらく)はじめての訪問だったのですが立派な博物館ですね。こんな施設が身近にあると素敵だなと思います。やっぱ東京ってすごい。

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桜満開。

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インドの仏展。表慶館

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こちらはみちのくの仏像展をやっている本館。

ちなみに真ん中に写っているのはトーハクくんと女の子は・・なんだったかな。

なぜこの時期に行ったかというとみちのくの仏像展が4月5日までで終わってしまって、インドの仏展が3月17日から始まったばかりだから、丁度今の時期だけ二つの展示を一度に見ることができたんですね。なかなか東京に行けない身としてはこれはチャンスだなと。

考えてみれば、仏教はインドで始まりはじめは仏像崇拝という習慣はなかったようですがいつしか仏像を礼拝の対象とし、その仏像が悠久の時を経て日本まで伝わりさらに日本の当時の中心奈良、京都から東へと伝播し、みちのくまでたどり着いたかと思うと感慨深いものがありますよね。まさに大河の上流と下流を一度に観ることができるという贅沢な企画です。

 僕はまだまだ「見仏」初心者で京都、奈良のメジャーどころを巡ったくらいなので詳しく色々な地域の仏像を観たことがあるわけではないですが、今回の二つの地域の色々な時代の仏は今まで観てきものとはやはり、当然というか違いが結構あるものだなと感じました。詳しく一つづつ感想を述べたいくらいですがきりがないので割愛します。

どれも興味深いものばかりでしたが、一方で仏像はやはりお寺で鑑賞(というかお参り、礼拝といったほうがいいのかな)する方がよりいいなとも感じました。これはまあ当然かもしれませんが。

その寺院のもつ静謐な空間で仏像と対峙することでより深くまで鑑賞できるというか。仏像を観ることを通じて自分の内面をも観察しているような気持ちにもなります。それはまさに寺の持つ(あるいは仏教の持つ)ある種のパワーなのかもしれません。そういったものは博物館で鑑賞しても起こり得ないもののような気がします。

また奈良・薬師寺の薬師三尊や東大寺戒壇院の四天王、京都・東寺の立体曼荼羅のように複数の仏像を一つの空間に配置することで生まれる空気感、ライブ感、あるいはストーリーみたいなものも魅力的な気がします。どうしてこの仏像がここに祀られるようになったのか、とか。

そういった意味では僕は単に美術鑑賞の対象として仏像を観たいわけではないのかなと改めて気づかされました。もうちょっと違う何かをそこに求めているのかもしれません。それがなんなのかまだよくわかりませんが。

でもとにかくこんなこと言っておいてなんですが東京国立博物館の二つの展示はとても面白かったですよ。もうすぐみちのくの仏像展は終わりですがインドの仏展は5月17日までやってますので是非行ってみてください。

僕のオススメはクシャーン朝時代(2世紀頃!)のダンディな弥勒菩薩坐像とパーラ朝時代のセクシーな摩利支天立像です。どちらも必見!

またこの展示では音声ガイドがありまして、みうらさんといとうさんも解説をしてくれます。まさに一緒に見仏してる気分でよかったです笑

ところで展示を出た先にあるミュージアムグッズショップがものすごく充実してましていろいろ買いそうになる心を抑えるのに必死でした。特に光琳風神雷神図屏風を立体化したのフィギュアとか海洋堂が作ってるみたいですけどすごく原画に忠実に作ってあってかなり欲しかった。

www.kaiyodo.co.jp

みうらさん、いとうさん監修のオリジナルグッズなどもいろいろあって面白かったです。

シンプルライフに憧れる身としてはホイホイものを買ってる場合ではないぞ、とグッとこらえましたが買いたくなっちゃうものがいっぱいあるんですよねああいうところって。

鑑賞した後でちょっとテンション上がっているところにああいうのを持ってこられるとついつい財布の紐も緩むというものです。まさにディズニーランドとかのアトラクションの後のショップと同じ方式ですよね。うまいなあと。

 

まあそんなわけで充実した東京見仏でした。次はいつこられるかな?と思ったらなんと4月28日から東京国立博物館にて鳥獣戯画の特別展が催されるみたいです。

東京国立博物館 - 展示 日本考古・特別展(平成館)(休館中) 特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」

これも気になりますねえ、でもそんなに東京ばっか行ってられないしな。

さて次はどこにいこう?