大阪、高野山旅行の2日目。
高野山で回るべき見所をまとめてみたいと思います。
今回は、南海なんば駅から。
南海なんば駅。すごく立派で近代的な駅ですねえ。
今回は7:35発のりんかんで行きました。
高野山はもちろんお寺ばっかりですから、朝は早いです。
なので、なるべく早めに到着できるようにしたかったのと、おそらくその後の9:00発の特急こうやは橋本で乗り換えなくてすむので(8両編成で前4両のみ、うしろ4両は橋本駅で切り離し)、乗客が多いかなと避けたのが理由です。
おかげで乗客も少なく快適でしたよ。
橋本駅で乗り換え、時間はあまりないのでご注意を。
極楽橋。極楽への橋。まさに異界への扉。
天空の宗教都市にふさわしい名前です。この辺でグッと旅情感でますねえ。
そんな極楽橋からケーブルカーで高野山駅まで。
ケーブルカーで高野山駅まで約5分。
乗り換えやらなんやらで2時間弱ってところでしょうか。
そんなこんなでようやくこうやくんとご対面。
高野山はお寺のテーマパークですから、回るところはきりがありません。
そんな中から、お参りすべきお寺を僕が回った順にピックアップ。
1.金剛峰寺でThe高野山を味わう。
まだ桜の残る金剛峰寺。
僕は基本的に仏像メインで見たい方なのですが、やはりここは欠かせないかなと。
総本山金剛峰寺といった場合、それは高野山全体を指すそうです。
つまり山全体がお寺。高野山にある100を超えるお寺は全て総本山金剛峰寺の小院という扱い。中でもその名を冠するこの金剛峰寺は高野山の中でもやはり別格でしょう。素晴らしい襖絵、蟠竜庭、かつての台所の大きなかまど、などなど見どころ満載。
ちなみにここではお茶のご接待をしていただけます。そこでお偉い方のお話も無料で聞けます。ちょっと休憩にもいいかも。
ゴールデンウイークということもあってか高校生(高野山高校?)が駆り出されお接待のお手伝いをしていました。
いくら高野山高校の生徒とはいえお手伝いは「かったりーなー」といった感じかな?
みんなそれほどやる気がありそうには見えませんでしたが、
それが逆に微笑ましかったな笑
まあ若い頃ってそんな感じですよね。今の僕からすればこんな聖地みたいなところで若い頃を過ごせたら仏像見放題で最高じゃん!と思うけど、
若い頃お寺に行ったってそこまで興味持てなかったですもんね。
高野山では警察署までシブい。
ところでこの宗教都市で犯罪なんてあるのだろうか?
意外とそれなりにあるのかな?それとも犯罪率はやっぱり低いのかな?
僕としてはみんな清らかで犯罪なんて一切ないんだと思いたいけど、まあ現実にはそんなことないんだろうな。観光客のトラブルも多いだろうしね。
その辺の裏側もちょっと興味ある。
2.壇上伽藍の根本大塔と金堂で圧倒される
金剛峰寺からほど近いところに壇上伽藍があります。
ここでは何と言っても根本大塔。このスケールのでかさ。
中は撮影不可なのでお見せできないのが残念。
大きな柱にも菩薩様の絵が描かれなんとも煌びやか。
普通ですね、如来といえばトップなんですよ。例えば薬師如来には脇侍として日光、月光
菩薩。阿弥陀如来には勢至、観音菩薩のように。あくまで如来はセンター。脇を固める存在ではないですよ。
菩薩様も相当なお偉い方ですが、ランクでいえば如来がもう一つ上。
そんなトップの方々が大日如来を囲む。
完全にオールスター軍団ですよ。4番バッターばっか集めたみたいな。圧巻です。
御朱印をここでいただきましたが、この壇上伽藍は根本大塔と金堂の2種類の御朱印をしていただけます。最近の御朱印ブームもあってか結構な数の人が並んでました。
皆、2種類とも書いて頂きたいから余計に時間がかかる。こんなに並んでるところははじめてでした。40分位待ったかな?もし御朱印を受けるなら人が空いているときを見計らって行った方が良さそうです。
ちなみに御朱印をしてもらうための納経所が大きな鐘の近くにあって、急に鐘を鳴らされると物凄いびっくりしますのでご注意を。といっても普通はお坊さんが来るからすぐ分かりますけどね。ぼくはボーッとしてまして真剣にビクッとしちゃいました。
で、この後お隣の金堂へ。ここの御本尊の薬師如来様は秘仏で大法会期間中の4月2日から5月21日までのご開帳なので、お会いしたい方は是非この期間に。でも正直、人がすごく並んでてとてもゆっくり拝観できるという感じではなくちょっと残念でした。
3.霊宝館で素晴らしい仏像達に酔いしれる
続いて霊宝館。
と思いましたが、書き出したら長くなりそうなので霊宝館は次回ご紹介。